【懇親会および二次会レポート】 日野 百草
先ずは昨年九月に放映された玉島テレビの「自由律俳句の旗手・中塚一碧楼」を視聴し、高橋登紀夫さん(下写真)の乾杯発声により、ついに始まりました! 海紅社全国大会恒例カラオケ大会! 森命さんの名調子による司会とともにトップバッターはかみなり社の折原義司さんでペギー葉山「南国土佐を後にして」、続いて中塚唯人さんの十八番、大川橋蔵の「銭形平次」、いきなり変化球のような選曲は平林吉明さんの尋常小学唱歌「朧月夜」、さらに阿良野より渥美ゆかりさんは岸恵子「夜明けの歌」と海紅社同人らしいこだわりを感じさせる曲が続きます。
その後の楽曲と歌い手は次の通り。松田聖子「赤いスイトピー」杉本ゆきこ・鳥羽一郎「海のにおいのお母さん」森命・上條恒彦「だれかが風の中で」日野百草・ザ・スパイダース「バン・バン・バン」田中耕司・テレサ・テン「つぐない」中村加代、
そして海紅大賞を受賞した
梶原由紀さん(左写真)が山口百恵「夢先案内人」を歌い、続いて一碧楼大賞のかみなり社、小山君子さんがご主人の小山智庸さんと石原裕次郎&牧村旬子「銀座の恋の物語」をご夫婦仲良くデュエット、最後は若木はるかさんが石川さゆり「天城越え」を熱唱しました。
そしてカラオケ大会の合間には海紅社「俳三昧」有志により吉永小百合と橋幸夫の「いつでも夢を」を歌い上げさらにカラオケ大会全体の締めとして、海紅同人全員で水戸黄門の替え歌が合唱され、100周年という節目の海紅全国大会恒例カラオケ大会は笑顔と笑いに包まれて大盛況のままお開きとなりました。
小山智庸さんと左、高橋和子さん、真ん中小山君子さん、右、増渕コクさん
前列左から船木恵美さん、清水伸子さん、院瀬見美
登里さん、大西節さん、後列左 上塚功子さん、
右 原鈴子さん
後ろ、平林吉明氏
前列左から 若木はるかさん、杉本ゆきこさん
伊藤郁子さん、右端 田中耕司氏
日野百草氏中心に、
左 中塚和子さん、若木はるかさん、梶原由紀さん
一番右 森命氏
「阿良野」渥美ゆかりさんを中心に
左 中村加代さん、渥美ふみさん
安達千栄子さん
二次会「フリートーク」
二次会は場所を変えて武蔵野の間にて行われました。この場では主に100周年にあたっての海紅社の取り組みの説明と質疑、そして各地方同人の報告が行われました。
海紅社100周年の記念合同句集発売にあたり、各同人の負担と句集の装丁に関しての話し合いが行われ、句集の刊行が確認合意されました。また海紅100周年の一貫として刊行される電子書籍、海紅文庫の説明が唯人さんと百草を中心に行われ、現在編纂中の碧梧桐句集、そして今後の予定ラインナップが、大会における記念事業説明に引き続き改めて発表されました。
各地方同人の報告では、やはり同人の高齢化と若手の発掘に話が及びました。また唯人さんからは今後地方で積極的に句会や集まりを行い、海紅の全国組織を再び盛り上げていこうという決意が述べられました。深夜に渡る話し合いでしたが疲れも何のその、普段は交わされない忌憚のない意見が飛び交い、有意義な二次会となりました。