各地俳況

  【各地俳況】

赤壺詩社吟行句会(倉敷) 四月三日    四国、塩江温泉
里山木々の先から春                  あきら
ゆれる小枝のつぼみはピンク塩江の宴          順 子
如月の星空あおぎ亡母を恋う              柏 子
糸水仙冷たい風に首を振る               玉 恵
春の嵐花ごよみ運ぶ道しるべ              多計士
轍に芽吹いた春色元気                 知 子
ありふれた日々が春を連れてくる            きいち
早春のかどから子達の声                幸 子
妻の健診河津桜に見守られ               としかつ
播種の畑おかまいなしや猫の恋             としひこ

 阿良野句会(浜松)  四月十七日   佐鳴台協働センター
移動の予感です机の周りすっきり            千栄子
参道は桜散りしいて墓参の人              加 代
言えぬ事もある飛行機雲もあもあ残り                                 ふ み
桜満開そっと迎えてくれてる芭蕉さん          ゆかり

しらさぎ句会(東京) 四月十七日       上野カラオケ館

花散って静かな上野でしらさぎ句会              禎
れんげ消えた畑の紅(あか)はホトケノザ         功 子
一面の花びら踏み込むのをためらう            毅
二年生の花だんチューリップの花並んで咲いた      ゆきお